連合農学研究科長がフィリピン大学ビサヤス校と東南アジア漁業開発センター養殖部門を表敬訪問
鹿児島大学大学院連合農学研究科長の寺田竜太教授が,独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「研究指導フォローアップ事業」の事業の一環でフィリピンを訪問しました。この事業は,日本での留学を終えて帰国し,現在大学等で教育・研究に従事している元留学生を対象に,元指導教員を派遣し,教育研究のさらなる支援や将来の共同研究を構築することを目的としています。
寺田教授はフィリピン中南部パナイ島にあるフィリピン大学ビサヤ校(UPV)を訪問し,同校水産海洋学部学部長であるEncarnacion Emilia S. Yap教授を2022年11月28日に表敬訪問しました。また,同日,イロイロにある国際漁業機関,東南アジア漁業開発センター水産養殖部(SEAFDEC-AQD)を訪問し,伊藤次長,Leobert D. de la Peña研究部部長とそれぞれ面会しました。
寺田教授は11月29日,水産海洋学部AVホールでUPVの学生や教員などを対象に「生命体と海藻の分布」と題した特別講義を行うと共に,鹿児島大学での大学院留学生活や日本留学の利点について,留学を希望する学生に紹介しました。鹿児島大学大学院連合農学研究科では,設立以来500名以上の留学生に博士の学位を授与しており,修了生は世界各地で活躍しています。修了生の中には大学の学長や教授として活躍する方も多く,UPVの水産海洋学部の教員のうち,半数以上が日本で学位を取得しており,そのほとんどが鹿児島連大の修了生です。
1: 表敬訪問した寺田研究科長(右)とEncarnacion Emilia S. Yap水産海洋学部長(中央)
2: 表敬訪問した寺田研究科長(中央)と Leobert D. de la Peña博士(右から2人目)
3: 表敬訪問した寺田研究科長(中央)と伊藤博士(左から2人目)
4: AVホールで講演を行う寺田研究科長